第86回借金を調べる方法、マイナス財産の相続について放送日:2019.12.26
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- Q.
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借金も相続することになるとは知りませんでした。
父とは別居していたので詳しい財産状況は分からないので借金がないか不安です
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- A.
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もし相続財産の調査の結果、プラスの財産よりも借金などのマイナスの財産が多い場合は相続放棄を検討しましょう。
相続放棄をすると、はじめから相続人ではなかったとみなされるので、借金を相続する必要がなくなります。ただ、相続放棄するとプラスの財産も相続できなくなりますので、慎重に検討する必要があります。利息分の過払い金がある可能性もありますので、亡くなられた方に借金があったような場合は、弁護士にご相談ください。
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- Q.
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相続放棄せずに、遺産を相続する場合はどうしたらよいでしょう。
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- A.
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相続人全員で遺産をどのように分配するか協議します。これを遺産分割協議と言います。
亡くなった方の財産(遺産)は、その方がお亡くなりになった時点で相続人全員が法定相続分の割合で共有していることになります。
遺産分割協議を行なって、誰がどの遺産を相続するか決めます。