第239回今から始める相続対策「納税対策」放送日:2022.11.17
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今週も円満な相続のための「相続対策」についてお話します。
相続対策は主に3つ【①分割対策 ②納税対策 ③節税対策】
今週は「納税対策」についてご紹介します。
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- 【大木さんにクエスチョン!】
Q.納税対策として有効な主な3つの方法は何でしょうか?
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A.①資産の組み換え ②生命保険の活用 ③生前贈与の活用
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- 【大木さんにクエスチョン!】
Q.相続税の納付期限はいつまででしょうか?
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A.「被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内」に「現金」による一括納付が原則です。
つまり、残された相続人のためにも、納税対策が重要になります。
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- ★納税資金対策
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- 1.資産の組み換え
- 資産が土地や建物等に偏り、納税資金(現金)の準備が困難な場合には、これらの資産を事前に売却し、換金しやすい金融資産等に組み替えておく方法があります。
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- 2.保険の活用
- 生命保険金は原則、遺産分割の対象外になりますので、受取人単独で請求が可能です。また、死亡保険金は必要書類がそろえば数日で現金化が可能です。
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- 3.生前贈与の活用
- 金銭や換金しやすい有価証券等を贈与しておき、贈与を受けた方が、贈与により取得した金銭等を蓄えることで、納税資金に充てることができます。また、収益不動産があれば生前贈与することで、蓄えた賃料を将来相続税に充てることができるでしょう。
- 生前の対策が「円満な相続」につながります、まずはお気軽にご相談ください。