第173回生前の資産組み換え②放送日:2021.08.19
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- [登場人物]
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○質問者 Bさん(女性・60才代) ・職業 無職
○被相続人 :父
相続人 :長女(本人)、甥2人(代襲相続人)
財産の内容 :有価証券、現金・預貯金、建物、土地
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父親が亡くなり、土地、建物などの財産を相続しました。Bさんは父親とは同居をしておらず、独身のため、一人暮らしです。母親は20年も前に既に他界しており、妹も亡くなったため、自分の相続人は二人の甥のみ。父が住んでいた自宅不動産をどうするか悩んでいます。私の住まいからも離れており住む予定もありません。売却するのが良いですよね?
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- 【回答】
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自分の住まいとは離れている上に、住まない父親の家を持っていても収益もなく、所有することで固定資産税などの税金が掛かるだけですから売却するのが良いでしょう。
建物を壊してアパートを建て、不動産収入を得る事も検討されますが、Bさんの住まいと離れていることから、思い切って売却して、立地のいい地域で収益不動産(賃貸マンション)を購入するのも良いでしょう。
売却で得た金銭を貯金し日々の生活費として切り崩していくようであれば、預金が減る不安がありますが、毎月安定した収入を得ることができるでしょう。