第143回リスナーからの質問『祖母の相続』①放送日:2021.01.21
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- 【内容】
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今年10月に祖母が亡くなり、祖母の住んでいた自宅・土地を母が相続する予定です。
母はすでに住宅を所有しており、その土地に住む予定はないので、孫にあたる私が住宅を解体して、住宅を新築しようと思います。
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- 【質問1】
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特段問題ないとは思いますが、このまま進めて問題ないでしょうか?
→母の名義に孫が住宅を新築することは可能だが、建築費用に関してローンを組む場合は土地にも抵当権が設定される。
場合によっては親にも連帯保証人になってもらう必要がある。
親の土地に担保設定して住宅ローンを借りると、土地や建物の名義を換えることができない。兄弟姉妹がいる場合、話し合いをしておかないと、後からもめるケースもあるため注意が必要。
また、相続についても考えておかなければなりません。特に親の預貯金などがほとんどなく、担保設定した土地だけが相続財産になるケースでは、親族間で争いが発生する可能性があるからです。
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- 【質問2】
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もしくは正式に母に相続される前に行った方がいいことはありますか?
(遺言書には母に相続と明記されています、法定相続人は母含め3人ですが、もめてはいません)
→遺留分は侵害していないかどうか?
→「私」以外の法定相続人の同意を得ているか?